2017/04/12

「燕雀同居」・・・旧ブログより移転

  「燕雀同居」            平成12年7月23日 

 神様が季節を定めて、他界から子孫の繁栄と幸せを見守りに来てくれると信じられていた燕が今年もガレージの中に姿を現した。

 4月下旬に新たに4つ目の巣を作り5月には雛が4羽ピイピイと親から餌をねだって催促している様、巣の外にお尻を突き出し糞をしている様等誠に可愛らしいものである。
 暇にあかせて観察すると親燕が飛んでくる羽音を敏感に感じてピイピイと顔を出し餌を催促している、親も心得たもの順番に餌を与えている。

 親が居る時と糞をする時、周りに外敵が居ないと思われた時以外は巣の中に入り外から見えないようにじっとしている、当然こちらがガレージを開けた時、チチチチと親の泣き真似をした時でもすぐに外敵と察して首を引っ込めてしまう。

 その子燕も先日無事巣立っていった。するとその巣立っていった巣の中に今度は雀がさらに藁屑等を集めて周りを囲い出した。燕の巣に雀が間借り。

 雀の巣作り、改装が完了して暫くすると、又燕が飛来、雀に分捕られたと判ると昔からある巣を利用せずにその1m程脇に又新たに巣作りを開始、2週間程して巣が乾くと又、子作り開始。2度目なのか別の燕なのかは判別はつかないが、毎年2度同じ巣であったり別の巣を作ったりしているが今年からガレージの中は燕・雀が同居。
 ここ数日、子雀が4羽ピイピイと餌をねだっている様も誠に可愛いものである。

 広辞苑には雀は「おしやべり、又有るところに好く出入りして事情に詳しい人」とある。史記には燕雀は「燕雀安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや」とあり、燕や雀の様に小さいとして、小人物に例えられているが、燕は神聖なる鳥であり、燕が来る家は選ばれた家で飛来が続く限り繁栄と幸せが・・!となると例え小人物に好かれたとしても喜ぶべき事なのだろう。毎年忘れずに来てほしいものである。

 格言:雀の巣も構(く)うに溜まる・・・雀が僅かなものをくわえて運んでいても、ついには巣を作りあげるように少しの物もつもりつもって多くなる)
 (2009、5、24旧ブログ投稿記事)